新入社員が退職するタイミング

HOME > 人と人とを繋げてくれる人 】

人と人とを繋げてくれる人

高校を卒業し新卒で入社して20歳以上離れた女性に仕事を教えられました。

その先輩は勤続10年以上で、仕事はバリバリのキャリアウーマンでした。

高校を卒業したばかりの私は、何もわからず、電話対応も何から話せばいいのかもわからないほどの人材でした。

新卒なので無理もないことだと思いますが、忙しい先輩にとっては面倒な仕事が増えた感覚だったのだと思います。

言われた事は書き留めていってたのですが、いざその資料を使おうとしても、その内容に対してどれを探してみればいいのかわからなくて結局質問してしまい、先輩の手を止めてしまうのでイライラされたりしていました。

今考えると先輩はプチ更年期だったのではという年齢だったようにも思います。

そんな毎日がだんだん嫌になってきた頃に7歳年上の産休明けで仕事復帰した女性が、会社に戻ってこられました。

とてもサバサバした女性で、復帰されたその日に、頭をなでなでされて、後から聞いた話では、私の事を少し話しただけで気にいってくださってたようで、私の先輩が少々厳しいのも当然知っておられたので、私のことも気にしてくれていたようでした。

私はその通り、落ち込んだり腹が立ったりの毎日でした。

そんなある日、産休明けの女性が、私と先輩を仕事終わりに喫茶店で、お茶でもしようと誘い出してくれました。

正直とても嫌だったのですが、渋々足を運びました。

仕事関係の人と、職場以外で話すことがなかったのですが、その女性が仕事とはまったくちがったリラックスした態度で先輩と私に接してきました。

先輩は初めて見る笑顔で笑い、だんだんと私も普通に笑って会話をしていました。

何年かして、ふっと気づいたのですが、その日からなのです、私が先輩に気兼ねなく質問し、落ち着いて仕事に打ち込めるようになったのは。

その産休明けの先輩は今でも私とその後輩まで大切に守ってくださっています。

そういう人に巡り会える事によって、新卒の新入社員も長く仕事を続けられるんだと思いました。