新入社員が退職するタイミング

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初出勤1日が長く孤独な日

高校を卒業して事務員として入社し、学校から職場というまったく違った環境になって、「いつもお世話になっております」や「少々お待ちください」など使った事のない言葉を使うだけでも恥ずかしくて仕方がなかったように思います。

私がそのような事を話していると誰かに見られて笑われているようにも思ったりしました。

今思えば職場では当たり前のことでした。

だいたい今までいた事のない場所で自分の声が響き渡るだけで嫌だったように思います。

自分の視野も狭くなり孤独を感じたり何かすることがあればいいのですが、ひとつ仕事が終わるたびに次に何をしたらいいのだろうと、考えてもわかるはずのない事を考えていたように思います。

お昼のお弁当も、手作り弁当がいいのか買い弁がいいのか、そんな事も慎重に考えていました。

昼食時も、まったく味がせず喉に通すだけで精一杯で、美味しいものを持って行っても意味がないくらい噛んで飲む作業をするので精一杯でした。

誰かと誰かが話してくれていると私の方に視線が向かないなと、変に安心したりしました。

あれほど1日が長かったことは今までなかったように思います。

それほどに新入社員って人生の中でも、かなりの度合いで疲れる時期でした。

それが2日後、1週間後と日に日に楽になっていくのも覚えています。

1日目の夜寝る時に、いろいろな場面が思い出されて、なかなか眠れずいたのに、2日目、3日目になるにつれ「あ〜疲れた」と自分が疲れた事を認識して寝入る事ができるようになっていきました。

疲れを感じれる程、余裕ができたとも言える感じでした。

新入社員は、本当に始めてのことだらけで普通では恥ずかしいと思わないことでも、とても恥ずかしかったので、部下ができた時はそんな事が見られたら「えっ?」とならないように、そっと見守ってあげたいと思います。

長く働いていると、自分がそうだった事を忘れてしまい、どうしてできないのか?!などとイライラしてしまいがちですが、自分も必ずといっていい程そうだった事を振り返りながら新入社員へ対応できる人間になりたいです。